茨の華

窓から覗いた陽射しが痛くて
目を伏せてしまった 世界は今日も素晴らしい

息が苦しくて 歩けない 上手く生き難(にく)い
傷だらけの手じゃ掴めない 茨の道

誰に頼んでもない筈だろう
生まれ落ちた理由を
勝手に押し付けてきたくせに 何を願うの

荒れ果てた広野に咲く一輪の華 名前さえ知らない
誰かの為に生きるつもりじゃない
だけどあんな風に強く咲きたい


手を繋ぐだけじゃ届かない また独りきり
声が枯れるまで叫べば届くの?

いつか終わりが来る宿命 抗えない現実に
理不尽だと唾を吐いて 明日を生きる

荒れ果てた広野に咲く一輪の華 名前さえ知らない
そこに生まれ死に行く定めならば
孤独も愛も抱きしめたい


荒れ果てた広野に咲く一輪の華 名前さえ知らない
誰かの為に生きるつもりじゃない
だけどあんな風に強く
荒れ果てた広野に咲く一輪の華 名前さえ知らない
そこに生まれ死に行く定めならば
孤独も愛も抱きしめたい

lyric/ナガイケンタロウ
music/品田ふみたか

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